1970年の初代ジムニー (LJ10型)発売から数えて48年。わずか数回のフルモデルチェンジのみで、今尚販売され続け、そして日本のみならず世界に多くのユーザーを有するSUZUKI『JIMNY』。

アウトドアブーム、軽自動車人気などはもとより、昨今のニュースを騒がせる異常気象によって引き起こされる自然災害、集中豪雨などによる道路の冠水や豪雪時に並外れた走破性が見直されつつあります。

全体的に曲線で構成され洗練されたデザインの多い最近の自動車の中において、無骨で角の立った旧型ジムニーは逆に新鮮であり、その人気は衰えを知りません。

 

 今現在、店頭に並ぶ歴代の『JIMNY』においては、すでに生産が終了して先に2~30年も経過している車両が大半です。またこの車の性質上、通常使用では考えられない過酷な使われ方をされた車歴を持つ個体も少なくありません。経験豊富なジムニー専門店でも、フタをお開けて見ない事にはわからないことも多いのです。

 

他店で安く買ったまでは良いけど、その後に相次ぐ故障続きで、結局修理で高くついてしまった‥‥という事例も案外と少なくありません。

 

 マコトガレージでは『JIMNY』を購入をご希望されているお客様には、まずこのような『JIMNYという特別な車』の素性を、しっかりご理解して頂くことからご案内しております。

 

 

 先に述べました通り、生産から2~30年以上経過している個体ではありますが、摩耗を含めた経年劣化で交換、調整を余儀無くされる箇所というのは既に大半が判明しています。装置自体もアナログに頼る部分も多く、適切な修理と定期的な点検さえ怠わなければ、電子制御を多用した最近の自動車のような『原因追求の難しい故障』がない‥‥というのも『JIMNY』の特徴です。

 

『JIMNY』という車自体は、非常に頑丈、強固な設計を元に製造されています。40年以上前の車が、いまなお現役で公道を走行している事が確固たる証拠。しかし、皆様にお勧めできるような良質な車両の数は、残念ながら年々減少しています。希少性から価格は据え置き(もしくは高騰)ながら、状態だけは劣化の一途というのが現状です。

 

 

 『MAKOTO GALAGE」では、皆様にお勧めできるジムニーを市場から掘り起こし、皆様に安心してお届けできる一台に仕立て上げ、ご提供していくことに邁進してまいります。